活動方針

 コロナ禍を経て、地域会の活動が減少したものが、少しずつ戻りつつあるが、会員の高齢化とともに活動へのネガティブな姿勢がみられるようになってきた。若い新たな会員を募ることも,もちろん必要だが、現会員に対して、何ができるかをもう一度考えてみる必要があると思う。
 まずは、前永井代表が取り組んでこられたことを受け継ぎながら、地域会の活性化を考えていきたい。
 そして、JIA群馬地域会は、「頼りになる建築家」の集団として、「頼りになるJIA群馬地域会」でありたい。近年の建築を取り巻く環境は大きく変化しつつあり、建築家像も変わろうとしている。その変化に対応するべく、まずは自らを磨き、豊かな発想力をもち、信頼され、頼りにされる建築家集団であるべきだ。会員同士のコミュニケーションを増やし、知識を増やし、見聞を広めたい。そして、地域の市民や行政などと連携協力しながら建築に関わる様々なことに活発に取り組んでいきたい。

 具体的には、昨年同様に会員が皆で懇親を深める場を設ける。そしてスケジュールに明確に謳い、1か月前の連絡を基本とし、参加を促す(GAトーク=総務委員会)。
 会員の知識向上のために、建築家だけではなく、創造的な活動や研究、新しい領域で活躍されている方々を講師として招き、オンライン又は対面にてセミナー3回程度、開催する(GAセミナー=事業委員会)。
 建築展は、昨年同様、まちなか建築展とし、今年は久しぶりの前橋開催、次年度は高崎開催としたい。(担当:総務委員会×事業委員会)
 これらGAセミナーや建築展は、早めの広報(1カ月前の連絡)を行い、建築他団体の積極的な参加を促したい。特に建築士会や建築士事務所協会とは、交流を深めるよう働きかけていきたい。
 また昨年は、北陸金沢へ建築視察ツアーが行われた、本年度も近県の建築物を会員皆で見ること、街をあるくことは、有意義な時間となると思っている。全国大会への参加も含めて検討していきたい。

◆幹事委員長会議について 昨年と同様に、基本2ヶ月に1回開催する。議事録は簡単でもいいので残し、会員全員へ配布する。(議事録作成:総務委員会)
◆定例会は、特別に設けない。GAトークやGAセミナーにて話し合う場を作る。
◆他団体への出席要請については、多くの会員に参加を促す。

2024年度代表幹事片山 康浩

活動計画案

4月 地域会総会

5月 幹事委員長会議

6月

7月GAセミナー・幹事委員長会議

8月GAトーク・納涼会

9月幹事委員長会議

10月まちなか建築展(前橋)・GAセミナー・GAトーク・(協力会ゴルフ) 10~11月

11月全国大会(別府市) GAトーク

12月幹事委員長会議

1月新年会・GAトーク

2月幹事委員長会議・GAセミナー

3月学生コンクール・幹事委員長会議

組織計画

2022・2023年度 組織表はこちら(PDF)

各委員長コメント

総務委員会 委員長 飯井 雅裕

会員が皆で懇親を深める場を設けると同時に参加を促し、会員同士のコミュニケーションを高めることを目標とします。(GA トーク)・事業委員会と共に「まちなか建築展」を開催する。[文字列の折り返しの区切り]・幹事委員長会議(基本2ヶ月に1回開催)では議事録を作成する。

事業委員会 委員長 曾田 彰

活動方針に基づき、活動成果の発表や建築家として研鑽の場となる事業を行うとともに、市民、関連団体、行政との繋がりを深める機会を設ける。各事業はCPDと連携し単位を取得できるようにする。

・「GAセミナー」の開催
 会員、地域の建築関係者、市民を対象に、建築に限らず様々な領域で活躍されている方々を講師に迎えてのセミナーやディスカッションなど興味深い内容を企画する。(オンライン又は対面にて3回程度)
・「まちなか建築展」の開催(総務委員会と連携)
 今年度は前橋市内を会場とし、会員作品展示やセミナーを行い、地域や市民との接点の場とする。
・「見学会・まち歩き」の開催 優れた建築、街並みなどの視察見学会を行う。

広報委員会 委員長 永井 福二

会の存在や建築家の果たす役割について市民の認識を深めてもらうため、ホームページなどを主に活用し、各イベントの告知、活動報告を行う。

・GAセミナー、まちなか建築展などイベントの告知は、余裕を持った時期とし、他団体へも積極的に情報発信を行う。
・ホームページのリニューアル ブログ形式HPから全面的にリニューアルを図り、魅力的で見やすく、維持管理が容易なものとする。
・会員冊子「GA」発刊前任者と協力しながら秋の発刊を目指す。

学生作品コンクール実行委員会
実行委員長 神澤 宣次

■第28回JIA群馬クラブ学生卒業設計コンクール 2025
■第19回JIA北関東甲信越学生課題設計コンクール 2025

建築界の将来を担う学生達に、実社会からの評価を積極的かつ具体的に伝え、学生時代の記念として、また実社会での一層の活躍を期待してコンクールを実施する。
卒業設計コンクールは、前橋工科大学との連携をしっかり行い、準備、運営も含め、学生参加者がより多く集まるコンクールを目指す。
課題設計コンクールは支部事業として13年目となり、参加6県の地域会の交流の場ともなっている。いままでの経験を活かしたコンクール運営を北関東甲信越課題学生設計コンクール実行委員会と共に進めていきつつ、他地域会との連携をさらに深めていきたい。
JIA群馬クラブ、参加地域会、学生が一体となるコンクール開催し、特に将来を担う学生に建築の楽しさを伝えられるコンクールにすることを目標とする。

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